2017年09月23日 更新

彼氏に「美容整形するなら別れる!」と言われた私が、反省から学んだこと

美容整形をしようと決意したとき、家族や恋人に反対されることもあるようです。そして、反対された結果、美容整形を断念する人も……。なんらかのコンプレックスを抱えている人にとって、美容整形という選択肢がなくなってしまうことは大きな問題となる場合もあります。では、どうすれば家族や恋人に理解してもらえるのでしょうか?北条かやが、自身の経験を元にコラムをお届けします。

こんにちは、コラムニストの北条かやです。

美容整形するにあたって、家族や恋人にどう告げるかは大きな悩みだと思います。

今回は、そういうとき「根っこの部分を伝えることが大切なんだ」というお話をします。

カミングアウトして幸せになる人もいれば、そうでない人もいる

携帯電話を使う女性

昨年夏、太ももとふくらはぎの脂肪吸引をすることをパートナーのヒモさんに告げたとき、彼の反応は「最悪」でした。

私が、「○日に脂肪吸引することになったよ。手術後、1週間くらいは外に出ないから、食料とかいろいろ買い出ししなきゃね!」と、伝えたときのことです。

「了解~!」って返事が来ると思っていたら、その真逆でした。

手術を決行するなら「別れる」とまで言われ……

電話する男性の後ろ姿

「え!どういうこと!?説明しろ~~~っ!」

いつもは穏やかなヒモさんが、珍しく動揺しています……私は驚いて、なるべく丁寧な言葉で話しました。

「脂肪吸引っていうのは、細い管で脂肪細胞を吸い取る手術だよ。術後はガードルで固定して、1~2週間は安静にする必要があるんだって」

すると彼は、「そんなに大掛かりな手術なんて、聞いてなかった。俺はイヤだ……」

「いやいや、もう日程も決まっちゃったし、記事にするからキャンセルなんてできないよ」と、私。

彼は、「そこまでしてやる意味がわからないし、俺はしてほしくない。それでも北条さんがするっていうなら、バイバイだよ」 

いや、バイバイって何やねん!と思いつつ、そこから怒涛の話し合いが始まりました。

整形肯定派だった彼はなぜ反対したのか

物思いに耽る男性の後ろ姿

元ホストのヒモさんは、女性や男性が美容整形することに対して、かなりの「肯定派」でした。

お客さんの女性たち(美魔女やキャバ嬢など)が整形するのを日常的に見聞きしていたせいか、「整形したいなら、どんどんすれば良いよね」と言っていたくらいです。

それが、私の脂肪吸引「ごとき」で(と、あえて言いますが)これほど動揺するとはいかに……。

「手術してまで痩せたいの?」

そんなヒモさんですが、「美容整形には賛成だけど、それは人がする場合で、北条さんがするのはまた別だよ!だいたい、術後1週間も歩くのに不自由する大手術なんて、心配でしかない!」と主張します。

私「信頼できる先生がしてくれるから、大手術っていっても心配ないよ」

ヒモさん「やっぱり意味がわからない。そこまでして痩せたいの?別に太ってないし、痩せたいなら運動すれば良いじゃない」

私「だーかーら!運動も食事制限も、限界までやったけど、痩せないんだって。まわりから見れば『普通体型』なのも分かっているけど、それでも私はやりたいの」

と伝えたものの、話が全く通じませんでした。

話が通じなかった本当の理由

落ち込む女性

2人がすれ違うのは、当然でした。私が「伝える順序」を間違えていたからです。

私はまず、「整形したい」ではなく、「整形したい、根っこの思い」から説明しなければいけなかったのです。

今まで摂食障害に苦しみ、無理なダイエットで痩せては太り、太っては痩せ、そのたびに絶望してきたこと。リバウンドを繰り返した体は、なかなか思うように痩せてくれないこと。

何十万円もかけて脂肪溶解注射をしても、理想のラインにならなかった経験。

悩んでいるうちに、脂肪吸引なら、脂肪細胞そのものを減らす効果が期待できるから、リバウンドのストレスがないと知ったこと。

コンプレックスが、手術ひとつで本当に解消できるのか、試してみたい気持ちもあること。

脂肪吸引しても痩せなければ、あきらめがつくかもしれない、と希望を持っていること。

「根っこの思い」を伝えれば良かった

これが「脂肪吸引がしたい」という言葉の、根っこにある「私の思い」でした。

「まず整形がしたい」というよりは、この根本的なコンプレックスをなんとかするために、整形に頼ろうと思ったのです。

「ちょっとメスを入れてみよう」などと軽い気持ちで、手術を決めたわけじゃない。

リスクのことも、理解している。美容整形へと向かう前から感じていたコンプレックスや不安をしっかり伝えたうえで、「だから脂肪吸引がしたいのだ」と言えば、彼の反応も変わっていたかもしれません。

でも当時の私は、「とにかく痩せたい」と、表面的な言葉を繰り返すだけ。

おまけに、彼には余計な心配をかけたくなかったので、「ちょっと美容外科へカウンセリングに行ってくるね」と、いかにも気軽なニュアンスで伝えてしまったのは、悪かったなぁと反省しています。

当然、カウンセリングを終えた私から、手術の予定を聞かされた彼は、「ちょっと痩せたいからって、いきなり大手術をするなんて理解できない」と感じてしまったんですね……。

もちろん、「どんどん整形すれば良いよ」という相手であれば、根っこの思いまで伝える必要はなかったと思いますが、私たちの場合は違ったのです。納得できないことは、話し合いたかった。

「楽しい」「うれしい」を共有するだけじゃない、本当に理解し合える関係

手を繋ぐ恋人

美容整形をカミングアウトして、ダウンタイムを一緒に過ごす人がいるなら、美容整形に至るまでの思いをきちんと伝えることが大切だと私は思います。

失敗したからわかるのですが、私は、彼と「楽しい」や「うれしい」を共有する関係でいたいと願うあまり、「コンプレックスに苦しんでいる」という、暗い感情を伝えていなかった。

そんな私がいきなり「整形手術をすることにしたから」と言っても、彼は理由がさっぱり分からないから、理解できないし、反対もするでしょう。

「根っこの思い」を伝えた結果、現在の2人の関係性は……

仲直りのLINE

(実際のヒモさんとのLINE)

根っこにある「暗い思い」を伝えるのは苦労しましたが、今では彼も、私のコンプレックスをわかってくれるようになりました。

無事に脂肪吸引を終えたときには、「ふくらはぎ、すごく細くなったね~!」と、一緒になって喜んでくれて、うれしかったのを覚えています。

私が笑顔になったのが、彼にとっては何よりうれしいようです(完全にのろけですね……。)。

いろいろ書いてみましたが、美容整形のダウンタイムに付き合ってくれるパートナーには、できることなら「楽しい」や「うれしい」だけではない、自分の「暗い部分」も知ってもらう方が良いのではないでしょうか。

そのうえで整形に反対されるなら、まだ納得がいきますし、コンプレックスを打ち明けられる相手ならきっと、これからもあなたを理解してくれると思います。

そうやって、パートナーに、整形するあなたの「辛い」「苦しい」を分かってもらえば、整形後の「うれしい」も2倍、3倍になるかもしれない……という考えは、ポジティブすぎるでしょうか。

でも最近は、いろいろ経験してきたおかげか、「美容整形って1人で完結するものではないんだなぁ」と実感しているのです。

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