2017年12月04日 更新

【教えて先生!】脂肪吸引は本当に危険なの?死亡に繋がる原因とは?

脂肪吸引は、過去に死亡事故が起こっています。脂肪吸引で起こりうる重篤なリスクとしては、脂肪塞栓症や腹膜穿孔、麻酔中毒や感染症などがあります。しかし、脂肪吸引は危険性の高い手術という訳ではありません。クリニック、医師を慎重に選び、クリニックからの術前術後の指示をしっかりと守ることで事故は防げます。

オザキクリニックLUXE新宿院 院長 中徳太郎

この記事は、オザキクリニックLUXE新宿院 院長 中徳太郎先生が監修しています。

日本では、2012年にはじめて、2009年に起こった脂肪吸引による死亡事故の担当医師に業務上過失致死罪による有罪判決が下されています。

担当医の不適切なカニューレ操作により、患者女性の腹壁と腸を損傷する腹膜穿孔(ふくまくせんこう)を起こしたことが死亡の原因。

報道によれば、担当医師はカニューレの先端の位置を十分に確認しないまま操作を行っていたため、腹膜穿孔を起こしたとのことです。

このようなニュースから、「脂肪吸引=危険な手術」といったイメージを持つ人は少なくありません。

脂肪吸引は本当に危険性の高い手術なのでしょうか?

このような疑問についてオザキクリニック新宿院の中徳太郎先生にお話を聞きました。

目次

Q:脂肪吸引が死亡に繋がる原因とは?

脂肪吸引は安全な治療ですがリスクもあります。
重篤なリスクとしては、腹膜穿孔、麻酔中毒、感染症、脂肪塞栓症があり、感染症の中には壊死性筋膜炎というのがあります。

腹膜穿孔

腹膜とは、胃や肝臓など、腹部に入っている臓器全体を覆ううすい膜。脂肪吸引の際にカニューレがこの腹膜に穴を開け、内臓にも損傷をおよぼした結果、生命かかわる危険があります。

麻酔中毒

麻酔中毒とは、大量の麻酔を投与した場合、麻酔薬の成分「リドカイン」の血中濃度が上昇することで起こる症状です。

大量のリドカインが脳に到達すると、意識を失ったり、けいれんや昏睡などの中毒症状があらわれます。呼吸停止や心停止が起こることもあり、この場合は、生命にかかわる危険があります。

感染症

脂肪吸引後に壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)という悪性の感染症を発症することがあります。

壊死性筋膜炎は嫌気性菌という種類の細菌が起こす感染症で、皮膚組織の壊死が急速に進行して重篤な状態となる症状。致死率が高く、別名「人食いバクテリア」とも呼ばれます。

脂肪塞栓症

脂肪塞栓症(しぼうそくせんしょう)とは、吸引操作により皮膚組織から分離した小さな脂肪の塊が血管内に入りこみ、血栓となって血管を詰まらせる症状。呼吸不全や神経障害、出血などにより生命にかかわる危険があります。

Q:脂肪吸引による事故を防ぐために大切なことは?

事故防ぐためには、脂肪吸引の経験、実績が豊富な医師のオペを受けるが大切です。
クリニックのホームページなどでは、医師の経歴や実績などが確認できます。
また、実際にカウンセリングへ行って直接話を聞くことも良いでしょう。

事故を防ぐには医師だけではなく、クリニック側からの指示を守ることも重要です。

脂肪吸引にあたっては、クリニックから術前や術後の生活上の指示があります。たとえば多くのクリニックでは、手術の6〜8時間前から絶食を指示しています。

これは、麻酔をかけた際、胃のなかに食べものが残っており嘔吐してしまった場合、嘔吐物が気管や肺に入ると重度の肺炎が起きる可能性があるため。

このように、術前や術後の指示にはそれぞれ意味があります。どの指示もおろそかにせず、かならず守りましょう。

Q:脂肪吸引は本当に危険性の高い手術なの?

脂肪吸引は、健康状態が良好で、健常な方には特に危険性が高いということはありません。
ドクターの経験や実績が問題なければ安心して受けることのできる手術です。

しかし、特病がある方や高齢な方はリスクが高いといわれています。

過去に脂肪吸引による死亡事故が起こっていることから、「脂肪吸引は危険な手術」という印象をもつ人も少なくないかもしれません。

しかし、日本の脂肪吸引は、20年もの前から行われており、機器・技術の進歩を遂げています。脂肪吸引=危険性の高い手術というわけではありません。

脂肪吸引にかぎらず、どのような外科手術でも一定のリスクがともないます。

どのような手術であっても、医師選びを慎重に行い、術前術後の指示をしっかりと守ることが、リスクを減らすために重要となります。

:)この記事の回答医師

中先生のお写真

2009年長崎大学医学部医学科卒業後、知多市民病院 入局。2011年都内美容クリニック勤務、2012年院長就任。2016年 オザキクリニック新宿院院長就任。

中先生へのご相談は「オザキクリニック新宿院」へ

  • 住所東京都新宿区歌舞伎町1-1-17 エキニア新宿7F
  • アクセス東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅徒歩5分 JR 新宿駅東口徒歩5分
  • 休診日木曜日
  • 診療時間平日 11:00〜20:00 土日祝 10:00〜18:00
  • 電話番号0120-565-449
  • 予約電話予約 WEB予約

※ クリニック情報や診療メニューなどは、公式ホームページから取得した内容ですので、情報の正確性は保証されません。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

オザキクリニックLUXE新宿の詳細

「オザキクリニック」脂肪吸引のメニュー

美容皮膚科から美容外科まで、総合的な美容医療の知識・技術を駆使して、一人ひとりのリクエストに対して、ベストな解消法を提案しています。
どんなお悩みでも、気軽にご相談ください。

脂肪吸引 部位 価格(税別)
両二の腕 98,000円(モニター価格)
腹部 199,000円(モニター価格)
太もも外+おしり 249,000円(モニター価格)

※価格は2017年10月31日時点のものです。予期なく変更する場合がございます。
※モニターには所定の審査があり、受けることができない場合があります。
※通常価格やパーツごとのほかの価格はこちらからご確認いただけます。

無料カウンセリング予約はこちらから

医師・薬剤師・その他医療関係者の方へ

より正確な医療情報を発信するためにも、医師の監修を経て誤りがないよう万全を期しておりますが、もし誤りとお考えになる情報があった場合には、ご指摘いただけますと幸いです。社内で確認の上、必要な対応をさせていただきます。

医療・薬剤に関する情報の指摘

その他記事へのお問い合わせ

脂肪吸引の施術を受けられるクリニック

  • 大阪御堂筋線 心斎橋 駅より徒歩4分
  • VASER脂肪吸引お腹すっきり(腹+ウエスト+腰)780,000円

湘南美容外科クリニックの詳細

  • 福岡西鉄福岡天神駅より徒歩5分
  • お腹3部位脂肪吸引(上腹+下腹+側腹)710,000円

聖心美容外科 福岡院の詳細

その他の脂肪吸引の施術を受けられるクリニックを探す

この記事の監修者

この記事のライター

本日のアクセスランキング

注目のクリニック

注目の医師

id美容外科 代表院長 パク サンフン

パク サンフン

監修記事 (1)

id美容外科 代表院長

共立美容外科 銀座院 藤巻尊子

藤巻尊子

監修記事 (1)

共立美容外科 銀座院

共立美容外科新宿本院 望月香奈

望月香奈

監修記事 (1)

共立美容外科新宿本院

サイトメニュー