2018年01月19日 更新

持病があるけど手術がしたい!糖尿病でも脂肪吸引を受けることができる?

糖尿病の人は、脂肪吸引を受けることができない場合があります。糖尿病の人が脂肪吸引を受けるには、まず糖尿病の主治医の許可が必要。次に美容クリニックの医師が手術の可否を判断しますが、医師により手術適応の可否の判断基準が異なります。糖尿病の症状がコントロールされている場合は、脂肪吸引が適応となる場合があります。

糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないことからブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなっている状態のこと。

糖尿病である場合、合併症のリスクが高くなることから、さまざまな手術を受けられない場合があります。

これは、美容医療における手術でも例外ではありません。

美容医療でも比較的大がかりな手術である「脂肪吸引」は、糖尿病の人は受けることはできるのでしょうか?受けることができる場合、どのような条件があるのでしょうか?

この記事では糖尿病の人の脂肪吸引についてくわしく解説します。

目次

Q:糖尿病の人は脂肪吸引を受けることはできる?

糖尿病の人は、脂肪吸引を受けることができない場合があります。

しかし、クリニックにより糖尿病の人への脂肪吸引の適応の可否の判断基準が異なるため、必ずとも不適応となるわけではありません。

糖尿病が軽度であったり、症状がコントロールされている場合は、脂肪吸引が適応となる場合があります。

Q:糖尿病の人は脂肪吸引は合併症のリスクが高いって本当?

糖尿病の人への脂肪吸引が不適応となる場合があるのは、術後に合併症が起こるリスクが高いことが理由。

糖尿病の人で、脂肪吸引が適応可能な場合も、健康な人に比べ、術後に以下のような合併症が起こるリスクが高くなることがあります。

感染症

糖尿病の人は、術後に感染症が起こるリスクが高くなります。これは、糖尿病の合併症のひとつに「易感染性(いかんせんせい)」があるため。

易感染性とは、感染に対して抵抗力が低下した状態のこと。糖尿病の人は感染症にかかりやすく、かかったときは悪化しやすいことが知られています。

また、糖尿病の人に感染症が起こると、糖尿病の症状も悪化しやすいといわれています。

創傷治癒遅延

糖尿病の人は健康な人に比べ、脂肪吸引の傷がなおりにくい傾向にあるといわれています。

これも、糖尿病の合併症が原因。糖尿病の影響で傷がなおりにくくなることを「創傷治癒遅延」と呼びます。

傷が治りにくい場合、脂肪吸引でできた傷の治癒が遅くなるだけでなく、傷あとがきれいになおらないまま残ってしまう可能性もあります。

壊疽

糖尿病の合併症のもうひとつに、神経障害があります。

脂肪吸引の術後1〜3か月ほどのあいだには術後のさまざまな症状があらわれるため、圧迫固定やマッサージなどのさまざまな術後ケアが必須。

とくに術後1〜2週間は、痛みや腫れ、内出血などの症状が強く出ます。

しかし、糖尿病の合併症により痛みを感じる神経に障害が起こった場合、痛みを感じにくいため、患部の適切なケアができず壊疽を起こしてしまう可能性があります。

糖尿病の合併症にはまた、血流障害もあります。血流障害も、壊疽が起こりやすくなる原因に。

Q:糖尿病の人が脂肪吸引を受けることができる条件とは?

糖尿病の人が脂肪吸引を受けるには、まず糖尿病の主治医の許可があることが前提条件となります。

そのうえで、脂肪吸引を行う医師が、自らの判断基準に基づいて脂肪吸引の適応の可否を判断します。

つまり糖尿病の人が脂肪吸引を受けるには、少なくとも2人の医師が「適応可能」と判断することが必要となるのです。

糖尿病の人への脂肪吸引適応可否の判断基準

脂肪吸引を行う医師が糖尿病の人への脂肪吸引の適応の可否を判断するとき、「HbA1c」の数値により判断することが多いようです。

<「HbA1c」とは>

HbA1cとは、過去1~2か月間の血糖状態をしめす数値です。HbA1c値の正常値は、5.6パーセント未満であるとされています。

「HbA1c」とは、「血糖値」は異なります。血糖値は、血液を採取した時点での血糖状態をしめす数値です。

糖尿病の人への脂肪吸引適応の判断基準は医師により異なりますが、一般には、以下のように考える医師が多いようです。

  • HbA1c値が6パーセント以下:脂肪吸引の適応が可能。
  • HbA1c値が6.0〜6.5パーセント:せまい範囲への脂肪吸引であれば、適応可能なこともあり。
  • HbA1c値が6.5パーセント以上:内服薬による血糖値コントロールを行いながらの脂肪吸引であれば、適応可能。医師によっては、不適応とする場合もある。

ただし、HbA1c値に関係なく「糖尿病の人はすべて、脂肪吸引が不適応」としている場合もあります。

脂肪吸引と糖尿病まとめ

カウンセリング風景の写真
  • 糖尿病の人は脂肪吸引が受けられない場合がある
  • 糖尿病の人の場合、感染症、創傷治癒遅延、壊疽のリスクが高まる
  • 糖尿病の人が脂肪吸引を受ける場合は主治医の許可が必要
  • 糖尿病の人が脂肪吸引を受けられるかどうかはHbA1cの数値で判断する場合がある

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  • 大阪御堂筋線 心斎橋 駅より徒歩4分
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湘南美容外科クリニックの詳細

  • 福岡西鉄福岡天神駅より徒歩5分
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聖心美容外科 福岡院の詳細

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