2018年01月11日 更新

二重整形「埋没法」の効果や術後経過、失敗例や費用相場まとめ

埋没法は、まぶたの裏側から糸を通して縫い留めることで二重まぶたを形成する手術です。一般に、埋没法で形成した二重まぶたの持続期間は3〜5年であるといわれます。術後の腫れが完全に引き、治療が完成するのは手術の1〜3か月後です。ただし、目に左右差できたり、まぶたにふくらみができるなどの失敗例もあることも知っておきましょう。

一重まぶたを二重まぶたにする整形手術のひとつに「埋没法」があります。

埋没法は、ダウンタイムの短さやかかる費用の少なさから、どの美容クリニックでもリクエストの多い治療となっています。

手軽な手術に思える埋没法ですが、実際にはどのようにして二重まぶたを形成するのでしょうか?

また、リスクや失敗例にはどのようなものがあるのでしょうか?

この記事では、埋没法のしくみと効果、手術の手順や術後の経過、治療にかかる費用相場について解説します。

埋没法の手術を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

目次

二重整形「埋没法」とは

埋没法とは、まぶたの皮膚に裏側から医療用の糸を通して縫い留めることで「ひだ」を作り、二重まぶたを形成する手術です。

皮膚を切開しないため、術後の腫れが少なく二重が目指せることが埋没法のメリット。両目あわせて10〜15分で終了することもあり、手軽に受けることのできる二重整形として人気があります。

まぶたを糸で縫い留める数は、1か所や2か所、4か所や6か所などがあります。一般には、片方の目につき、2か所を縫い留める「2点留め」を行うクリニックが多いようです。

また、埋没法は糸を通す部位によっても術式が異なります。

まぶたのすぐ裏側にある軟骨「瞼板(けんばん)」に糸を通す術式を「瞼板法」と呼び、 瞼板の上部から伸びている筋肉「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」に糸を通す術式を「挙筋法」と呼びます。

どのような術式で手術を行うかどうかは、元来のまぶたの状態や、形成したい二重の形などにより使い分けられます。

なお、まぶたの皮膚を切開し、皮膚と挙筋腱膜を縫合することで二重を形成する手術は「切開法」と呼ばれます。

埋没法の効果

埋没法では、手術を受けた直後から二重になることができます。

ただし、まぶたを糸で縫い留めているだけであるため、埋没法の効果は一定の期間しか持続しません。

これは、時間の経過とともに糸が徐々にゆるんできたり、目をこするなどの刺激により縫い目が外れたりすることがあるためです。

個人差はありますが、埋没法で形成した二重が持続する期間は3〜5年といわれています。早い人では、数か月で縫い目が外れてしまうこともあるようです。

埋没法による二重整形が向いている人

埋没法による二重整形が向いている人は、以下の条件にあてはまる人です。

  • まぶたの皮膚が薄い
  • 二重になりたいが、自然な仕上がりを希望している
  • 長期休暇を取ることができないため、ダウンタイムが短いほうが良い
  • 半永久的に二重が持続する「切開法」を受ける決意がまだない

埋没法による二重整形が向いていない人

埋没法による二重整形が向かない人は、以下の条件を持っている人です。

  • まぶたの皮膚が厚い
  • 幅の広い二重になりたい
  • 二重なると同時に、まぶたのたるみも除去したい
  • 半永久的に持続する二重がほしい

埋没法は糸で留めるだけの手術であるため、まぶたの皮膚が厚い場合や、幅の広い二重を形成する場合は、不自然な仕上がりになってしまうことがあります。

これらの場合は、二重を形成すると同時に、まぶたの余分な脂肪や筋肉を取り除くこともできる切開法のほうが適しています。

埋没法のダウンタイムと術後の経過

埋没法の手術直後は、まぶたが腫れてしまいます。また、麻酔を行う際の注射針や、まぶたを縫い留める針が血管を傷つけた場合、内出血が起こることがあります。

腫れや内出血の程度や消失するまでの期間は、体質や術式、形成した二重の幅の広さなどにより異なります。形成する二重の幅が広く、まぶたを留める点数が多いほど、腫れが強く出る傾向にあります。

しかし一般的には、埋没法の術後の腫れのピークは術後2〜3日であるとされています。

術後1週間が経過すると、大きな腫れや内出血は引いていますが、まだ完全になくなったわけではありません。内出血は消えるまでに1〜2週間、腫れが完全に引くまでには1か月ほどを要します。

二重の完成は手術から1〜3か月後

埋没法によって二重が完成するのは、腫れや内出血など術後のダウンタイムの症状が完全に消失する、施術後1〜3か月が経過した頃です。

まぶたが腫れている間は、埋没法で形成した二重の幅が予定よりも広がっています。腫れが消失すると、予定していた二重の幅に落ち着き、治療完成となります。

術後の腫れを早く引かせる方法

埋没法の術後に起こるダウンタイムの症状をなくすことは難しいですが、血行を促す行為を控えることで腫れを早く引かせることができます。

具体的には、手術後の腫れが強く出ている期間、とくに当日や翌日は安静にして過ごすことが大切です。

また、枕やタオルなどを使って、頭が心臓よりも高くなるようにして就寝すると、目への血流が少なくなるため、腫れの悪化を防ぐことができます。

さらに、術後2〜3日の間は、タオルにくるんだ保冷剤などで目とその周辺を冷やすことも有効です。

ただし、冷やしすぎると血行障害を起こし、皮膚組織の回復が遅れてしまいます。そのため、目をつねに冷やすのではなく、1日数回、数分程度冷やす程度にとどめましょう。

埋没法のダウンタイムと生活制限

埋没法の術後は、腫れや内出血が起こります。そのため、これらを悪化させないために、術後は一定の期間、以下のような生活制限を守る必要があります。

  • 入浴:手術当日は入浴を控え、シャワー浴にとどめる。術後1週間ほどは長時間の入浴は避ける
  • メイク:アイメイクは術後3日目ぐらいから行う。
  • まつ毛エクステンション・パーマ:術後1週間目ぐらいから行う。
  • コンタクトレンズ:術後3日〜1週間は控える。
  • 運動:術後1週間ほど、激しい運動を避ける。
  • 飲酒:術後1週間ほど、飲酒は控える。

入浴や運動、飲酒はどれも血行を促すため、腫れや内出血を悪化させてしまう恐れがあります。

術後すぐの腫れや内出血が出ている期間はこれらの行為を控えることで、早期の回復が期待できます。

※ここに記載されている期間は一般的な目安です。正確な期間は、手術を受けたクリニックの指示にしたがってください。

埋没法のリスクと失敗例

埋没法は手軽に二重になることができる手術ですが、リスクも伴います。埋没法で起こり得るリスクや失敗例には、以下のようなケースがあります。

埋没法を検討している人は、リスクも確認しておきましょう。

リスクや失敗例1:目に左右差できてしまう

埋没法では、左右の目の二重の程度に差ができてしまうことがあります。

しかし、本来人間の顔は左右対称ではないため、名医がどれだけ注意深く手術を行っても、左右差が絶対に起こらないようにすることは難しいといえます。そのため、患者の本来の目の構造が原因で、均等に手術を行っても左右差ができてしまうこともあります。

例えば左右の皮膚の弾力性に差があったり、まぶたを引き上げる筋肉の強さに左右で違いがあるなどの場合です。

従って問題となるのは、左右差の程度です。明らかに不自然なほど大きな左右差がある場合は、修正手術を検討しても良いかもしれません。

しかし左右差が微小であれば、修正手術でまぶたの皮膚組織が再度ダメージを受け、きれいに治癒しにくくなるリスクのほうが大きいかもしれません。

リスクや失敗例2:まぶたにふくらみができる

埋没法では、糸を留めた結び目をまぶたの皮膚内部に埋め込みます。この結び目が、まぶたの上からふくらみとして見えてしまうことがあります。

これは、まぶたのふくらみは、術後の腫れが引いてきた頃から目立ってくることが多いようで

まぶたのふくらみができる理由には、まぶたを糸で留める位置や点数、皮膚の厚みなどが関係します。

しかし、糸の結び目をまぶた内部に埋め込むという手術のしくみ上、多少のふくらみができてしまうことは、ある程度避けられない部分もあります。

まぶたのふくらみが気になる場合は、一度抜糸を行ったうえで、再度埋没法をして対処します。

リスクや失敗例3:まぶたから糸が出てくる

稀に、まぶた内部に埋め込んだ糸が、皮膚を突きやぶって出てくることがあります。これは、糸がまぶたの表面の皮膚から出てくる場合と、まぶたの裏側の皮膚から出てくる場合とがあります。

まぶた表面の皮膚から糸が出てきた場合は、ただちに危険はありませんが、外見的にも気になるものであるため、早期に受診したほうが良いでしょう。

まぶたの裏側の皮膚から糸が出てきた場合は、軽度の場合は、目がゴロゴロするといった異物感を感じます。ときには、目を刺すようなするどい痛みを感じることも。

このような場合は、糸が眼球を傷つけてしまう可能性があるため、ただちに受診することが必要です。

リスクや失敗例4:細菌感染

埋没法で使用した糸から細菌感染が起こり、まぶたが炎症を起こすことがあります。この場合、目のなかがゴロゴロするような異物感や、ときには痛みがあります。

このときまぶたをめくってみると、まぶたの裏側が炎症を起こして赤く腫れています。

この場合は、細菌の感染源であると思われる糸の除去を行います。そして、炎症が治まったのち、再度埋没法を行うことがおすすめです。

リスクや失敗例5:すぐに元に戻ってしまう

前述したように、埋没法で形成した二重は、一般的に3〜5年の間しか持続しません。

しかし、手術からわずか数か月で二重がもとに戻ってしまった場合は、医師の技術に問題があった可能性が高いと考えられます。

この場合は、まずは手術を受けたクリニックに相談し、再度の埋没法を行うかどうか検討しましょう。

埋没法の修正手術について

埋没法は、埋め込んだ糸を除去することで元の状態に戻したり、二重の幅に納得がいかない場合は修正が可能です。

ただし、埋没法の手術から長時間が経過していると、糸が周辺組織と癒着を起こしていて抜糸ができない場合もあるので注意が必要です。

また、埋没法を繰り返すことはまぶたに負担がかかります。そのため、修正ができるといっても何度も手術を行うことはおすすめできません。

ただちに抜糸を行った方が良いケースとは

埋没法をしてからただちに抜糸をした方が良いケースとは、目のなかに異物感や痛みがある場合です。

埋没法の術後には通常、目に違和感があります。これはまぶたの構造が変わったことや、腫れなどによるものであり、時間の経過とともに治まっていきます。

しかし、異物感や痛みがある場合は眼球を刺激している可能性があり、時間が経過してもおさまることはありません。

この場合、放置していると危険な事態になることもあります。そのため、手術を受けたクリニックになるべく早く相談しましょう。

埋没法の手術の流れ

クリニックや医師により詳細な手順は異なりますが、埋没法の手術は一般的に、以下のような手順に沿って行われます。

手順1:カウンセリング

カウンセリングでは、特殊な器具を用いてまぶたを押さえ、一時的に二重を作り出し、埋没法を行った場合のシミュレーションをします。

このようなシュミレーションで、実際に二重になった場合の自分の目の様子や、自分の目に似合う二重の幅などを知ることができます。

ほとんどのクリニックでは、カウンセリング当日に手術を行うことができるようです。

手順2:手術当日の準備(麻酔とデザイン)

埋没法の手術では、クリーム麻酔、局所麻酔を行います。

麻酔は、2段階にわけて行われ、局所麻酔の注射の痛みを和らげるために、まずクリーム麻酔の塗布や点眼麻酔を行います。その後、局所麻酔を行います。

そして、二重のデザインの内容の最終確認します。疑問点や不安があれば、このときに医師に質問して解消しておきましょう。

手順3:埋没法の手術開始

局所麻酔が効いていることを確認し、埋没法の手術を開始します。

医療用の糸をまぶたの裏側から通し、二重のひだができるように結び目を作って固定します。

手術の所要時間は、両目で10〜15分程度です。

手順4:手術終了

手術の直後は、腫れを抑える目的で、目とその周辺を冷却材で10分間ほど冷やします。

その後、患部に異常がなければ、帰宅できます。

手術の当日以降は、異常が起こらないかぎり抜糸は必要ないため、通院の必要はありません。

埋没法の治療にかかる費用の相場

埋没法の治療にかかる費用相場を知るため、NICOLYでは治療院を複数展開している大手クリニック5院の料金を調べてみました。

この結果、埋没法の両目への手術料金均は、最低価格で3万円、最高価格で35万円という結果になりました。もっとも行われていることが多い2点留めでは、5院の平均価格は7万円という結果になりました。

料金に幅があるのは、糸を留める点数や術式により異なるためです。

また、一定期間内に二重があと戻りしてしまった場合、無料で再固定の手術を受けることができる「保証制度」をもうけているところもあります。

保証つきの埋没法の手術料金は比較的高額に設定されており、保証の年数が長いほど、高額になります。

二重整形「埋没法」まとめ

:)埋没法まとめ

  • 埋没法とは、まぶたの皮膚に裏側から糸を通して縫い留めることで二重を作る手術
  • 埋没法による二重の持続は半永久ではなく3〜5年ほど
  • 埋没法はまぶたが厚い人や、幅広い二重になりたい人には向かない
  • 埋没法の腫れのピークは術後2〜3日、内出血は1〜2週間ほどで目立たなくなっていく
  • 埋没法による二重の完成は手術から約1か月ほど経過してから
  • 埋没法の術後は洗顔や入浴などの生活制限がある
  • 埋没法は失敗が起こるリスクがゼロではない
  • 埋没法では失敗した場合や仕上がりが気に入らない場合は抜糸が可能
  • 埋没法の費用は2点留めの場合、約7万円ほどで行うことができる

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