鼻の悩み別・鼻整形の種類と治療内容まとめ

鼻整形には、鼻を高くする「隆鼻術」や、ブタ鼻を改善する「鼻中隔延長術」、団子鼻を改善する鼻尖縮小術や、鼻筋を細くする鼻骨骨切り術などがあります。鼻整形の特徴は、修正治療が難しいこと。基本的に、鼻整形は一度のみ受けることができると考えたほうが良いでしょう。

鼻の形は、顔の印象を大きく左右するものです。

自分の鼻の形をコンプレックスに感じており、「鼻整形を受けて鼻の形を変えたい」と考えている人も多いかもしれません。

しかし、鼻整形にはさまざまな治療法があり、どのような場合にどの鼻整形が適しているのかがわかりにくいのも事実です。

そこでこの記事では、鼻の悩み別に、改善が期待できる鼻整形の種類について解説します。

鼻の形を変えたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

鼻整形の種類

鼻整形にはいくつかの治療法があり、さまざまな鼻の悩みに対して改善が期待できます。よくある鼻の悩みと、適用可能な鼻整形の種類は、以下の通りです。

鼻の悩み 適用可能な鼻整形の種類
鼻を高くしたい 隆鼻術(ヒアルロン酸注入/プロテーゼ挿入)
ブタ鼻を改善したい 鼻中隔延長術
正面から鼻の穴が見えなくしたい 鼻孔縁下降術
団子鼻を改善したい 鼻尖縮小術
小鼻の広がりをおさえたい 鼻翼縮小術
鼻筋を細くしたい 鼻骨骨切り術
段鼻(わし鼻)を改善したい わし鼻修正術

次章から、それぞれの鼻整形の具体的な治療内容について解説します。

鼻整形の種類1:鼻を高くする「隆鼻術」

鼻を高くする整形は「隆鼻(りゅうび)術」と呼ばれます。隆鼻術には、ヒアルロン酸注入プロテーゼ挿入の2通りの方法があります。

隆鼻術の種類1:ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入による隆鼻術は、注射器でヒアルロン酸を鼻根部や鼻筋、鼻先などに注入して、鼻筋を高くする治療法です。

施術の所要時間は約10分間と気軽に受けることができ、効果は約1年間ほど持続するといわれています。

その後、ヒアルロン酸は2~3年かけて体内で徐々に吸収されていき、最終的にはほぼ全量がなくなります。

隆鼻術の種類2:プロテーゼ挿入

プロテーゼ挿入による隆鼻術は、鼻筋の部分にプロテーゼと呼ばれる医療用シリコン製の人工軟骨を挿入して、鼻筋を高くする治療法です。

眉間から鼻背部の間の位置に、削って適切な形にととのえたプロテーゼを挿入し、半永久的な効果があります。

鼻の中を切開してプロテーゼを挿入するため、傷あとは見た目にはわかりません。

鼻整形の種類2:ブタ鼻の改善を目指す「鼻中隔延長術」

鼻先が上を向いており、正面から鼻の穴が見えてしまう「ブタ鼻」の改善には、「鼻中隔(びちゅうかく)延長術」という鼻整形が適用可能です。

ブタ鼻は、鼻の内部を左右の穴に分ける壁「鼻中隔」の軟骨が小さいことが原因。

鼻中隔延長術では、鼻中隔や耳から採取した軟骨や、バストの下にある肋軟骨(ろくなんこつ)を鼻中隔に移植して、鼻中隔を下方向に延長します。

鼻整形の種類3:正面から鼻の穴を見えなくする「鼻孔縁下降術」

鼻先は上を向いていないものの、鼻孔縁(鼻の穴のふち)の長さが短いために、正面から鼻の穴が見えている場合があります。

このような場合、「鼻孔縁下降(びこうえんかこう)術」という鼻整形で改善が期待できます。

鼻孔縁下降術では、耳から軟骨の一部を皮膚がついたまま採取し、鼻の内側から鼻孔縁を切開して、採取した軟骨と皮膚を移植します。

こうすることで鼻孔縁を下方向に伸ばし、鼻の穴が正面から見えなくする効果が期待できます。

鼻整形の種類4:団子鼻の改善を目指す「鼻尖縮小術」

鼻先が丸く、横に広がっている「団子鼻」には、ふ皮膚や脂肪の厚み、「鼻翼(びよく)軟骨」という軟骨の横への広がりなど、さまざまな原因があります。

鼻先を縮小する「鼻尖(びせん)縮小術」では、団子鼻の原因によりいくつかの術式が使い分けられます。

軟骨の広がりが原因の場合は、鼻の内部を切開し、鼻翼軟骨の一部を切除し、左右2つの軟骨を縫合して中央に寄せます。

このとき、必要であれば脂肪も切除したり、耳の軟骨を鼻先へ移植して鼻先の高さをだすこともあります。

鼻整形の種類5:小鼻の広がりの改善を目指す「鼻翼縮小術」

鼻翼、いわゆる「小鼻」が横に広がっているために鼻の穴が大きく見える場合は、「鼻翼(びよく)縮小術」により改善が期待できます。

鼻翼縮小術には、鼻の内側を切開して皮膚組織を切除する「内側切除法」と、鼻の外側から鼻翼を切開する「外側切開法」の2つの術式があります。

鼻翼の広がりが比較的少ない場合は内側切開法、大きい場合は外側切開法が適用されます。

鼻整形の種類6:鼻筋を細くする「鼻骨骨切り術」

鼻筋の太さは、鼻の骨「鼻骨」が横方向に張っていることが原因。

鼻筋を細くするには、鼻骨の一部を切除したり、鼻骨に切れ目を入れて内側に移動させたりする「鼻骨骨切り(びこつこつきり)術」が行われます。

切開場所は、鼻の内側です。鼻骨の外側も切除する必要がある場合は、頰からも切開することがあります。

手術後は鼻を1〜2週間ギプスで固定し、鼻骨を新たな位置で固めます。

鼻整形の種類7:段鼻の改善を目指す「わし鼻修正術」

鼻筋の「鼻骨」や「鼻軟骨」が前方へ突出しているため、鼻筋が途中から出っぱっている鼻を「段鼻(わし鼻)」と呼びます。

段鼻(わし鼻)は、「わし鼻修正術」により改善が期待できます。

鼻筋が突出した部分を「ハンプ」と呼ぶため、この鼻整形は「ハンプ修正」とも呼ばれています。

わし鼻修正(ハンプ修正)術では鼻の内側を切開し、鼻軟骨を削り、鼻骨を切除して鼻筋を平らにします。

鼻整形のダウンタイム

鼻整形の各治療法のダウンタイムは、一般に以下であるとされています。

鼻整形の種類 ダウンタイム
隆鼻術(ヒアルロン酸注入) ほぼなし
隆鼻術(プロテーゼ挿入) 数日〜1週間
鼻中隔延長術 約1週間
鼻孔縁下降術 数日〜1週間
鼻尖縮小術 約1週間
鼻翼縮小術 約1週間
鼻骨骨切り術 1~2週間
段鼻(わし鼻)修正(ハンプ修正)術 1〜2週間

※ダウンタイムとは施術してから回復するまでの期間のことです。完成の期間とは異なります。

鼻整形手術後の生活制限とは

鼻整形手術後のダウンタイムには、日常生活においていくつか気をつけるべき点があります。

術後数日〜1週間はとくに、鼻に強い力がかからないように注意が必要です。

その後も、術後6か月が過ぎる頃までは、鼻になるべく力がかからないように気をつける必要があります。

治療法によっては、術後に患部をテーピングやギプスで数日間のあいだ固定します。

この間は、テーピングやギプスがなるべく濡れないようにして洗顔やシャンプーなどを行います。

また、ヒアルロン酸注入による隆鼻術をのぞき、手術の翌日ごろまでは入浴を避け、シャワー浴にとどめます。これは、血行がうながされて腫れが悪化することをふせぐためです。

鼻整形のリスクや注意点

鼻整形の治療には、体のほかの部位の整形とは異なる注意点があります。

それは、ヒアルロン酸注入による隆鼻術をのぞき、基本的に「鼻整形を受けることができるのは、一度のみ」と考えたほうが良いということです。

体のほかの部位の多くの整形では、仕上がりが不本意な状態になった場合、修正治療が可能なこともあります。

しかしヒアルロン酸注入による隆鼻術をのぞき、鼻整形の修正治療は難しいとされています。

鼻は、体のほかの部位に比べ、骨や皮膚などの量が少ない構造になっています。すなわち、鼻整形の修正治療において、処置を加えることのできる組織の量が少ないのです。

このため、鼻整形は修正が難しくなります。

鼻整形は「失敗しても修正治療が可能」と安易に考えず無理のない範囲の変化を加える鼻整形が推奨されます。

鼻整形を受けるクリニックや医師の選びかた

鼻の内部は、複雑な構造になっています。そのため、鼻整形はとくに医師の技術が問われる治療であるといわれています。

鼻整形ではまた、医師のデザイン力も仕上がりの状態に大きく関わっていきます。

医師のデザイン力は、はっきりと目立つ鼻を好む医師なのか、目立たない自然な鼻を良しとする医師なのかなど、医師自身のセンスにも左右されます。

このことを踏まえて、クリニックや医師を選ぶ際には、以下のことに留意すると良いでしょう。

症例数の多い医師を選ぶ

治療で良い結果を得るためには、自分が受ける治療の症例を多く手がけており、評判の良い医師を選ぶことが基本的な要素となります。

複雑な構造の部位である鼻整形はとくに、症例を多く手がける医師とそうでない医師との差が大きいといわれています。

鼻整形のなかでも、自分が受けたい特定の治療法を数多く手がけてきた医師を選ぶと良いでしょう。

鼻のデザインが自分の好みと合う医師を選ぶ

手術に際しての医師の技術とは別に、鼻整形では医師のデザインのセンスも仕上がりを大きく左右します。

そのため、事前にクリニックのサイトなどで症例写真を調べ、自分の好みに近いセンスの鼻のデザインを行っている医師を選ぶことも重要です。

鼻整形の費用相場

鼻整形の各手術の費用相場を知るため、複数院を展開している大手クリニック5軒の鼻整形の手術料金を調べました。

この結果は、以下の表の通り。5軒の平均料金を「費用相場」であると考えることができます。

鼻整形の種類 手術費用の相場(最低料金/最高料金/平均料金)
隆鼻術(ヒアルロン酸注入) 53,000円/140,000円/85,400円
隆鼻術(プロテーゼ挿入) 166,860円/433,330円/288,838円
鼻中隔延長術 600,000円/980,000円/769,500円
鼻孔縁下降術 200,000円/518,000円/375,655円
鼻尖縮小術 193,180円/420,000円/330,784円
鼻翼(びよく)縮小術 220,370円/370,000円/301,244円
鼻骨骨切り(びこつこつきり)術 365,100円/840,000円/568,366円
段鼻(わし鼻)修正(ハンプ修正)術 145,830円/550,000円/386,896円

ただし、「手術料金」には麻酔料金や処方薬などの料金が含まれるクリニックと、含まれないクリニックとに分かれます。

鼻整形のなかには全身麻酔で行う手術もあり、全身麻酔の料金は数万円〜10万円ほど。

予算を検討する場合は、治療を受けるクリニックの「手術料金」に含まれる処置の範囲をあらかじめ確認したほうが良いでしょう。

鼻整形のまとめ

:)まとめ

  • 鼻を高くしたい :隆鼻術(ヒアルロン酸注入/プロテーゼ挿入)
  • ブタ鼻を改善したい:鼻中隔延長術
  • 正面から鼻の穴が見えなくしたい:鼻孔縁下降術
  • 団子鼻を改善したい:鼻尖縮小術
  • 小鼻の広がりをおさえたい:鼻翼縮小術
  • 鼻筋を細くしたい:鼻骨骨切り術
  • 段鼻(わし鼻)を改善したい:わし鼻修正術
  • ダウンタイムは治療によって異なる
  • 鼻整形は難易度が高く修正は難しいため医師選びは慎重に行う

ヒアルロン酸注射隆鼻術の施術を受けられるクリニック

  • 福岡西鉄天神大牟田線福岡駅「南口」より徒歩約5分
  • 鼻筋ヒアルロン酸初回 46,000円

品川スキンクリニック 福岡院の詳細

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