知っておきたい!切らない鼻整形の効果や持続期間・注意点とは

皮膚の切開を伴わない「切らない鼻整形」には、ヒアルロン酸注入による隆鼻術や、脂肪溶解注射による鼻尖縮小術、糸を使った「団子鼻」の治療(切らない鼻尖縮小術)や、糸を使った「ブタ鼻」の治療(切らない鼻中隔延長術)があります。ダウンタイムが短く、低価格であるメリットがある一方で、効果が一時的であるなどのデメリットもあります。

鼻の整形手術といえば、プロテーゼ挿入などの大がかりな手術を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし鼻整形には、皮膚の切開を伴わず比較的手軽に受けることのできる治療法も存在します。

これらは「鼻のプチ整形」として人気がある治療法です。

ただし、効果の持続が一時的であったり、治療全体にトータルでかかる費用がかさんだり場合もあるなど、知っておきたい注意点もあります。

この記事では「切らない鼻整形」の種類とメリットやデメリット、注意点などについて解説します。

目次

メスを使用しない「切らない鼻整形」はある?

鼻整形では、皮膚の切開を伴わない、いわゆる「切らない鼻整形」と呼ばれる治療法も存在します。

「切らない鼻整形」には、主に以下の4つの治療法があります。

  1. ヒアルロン酸注入(切らない隆鼻術)
  2. 脂肪溶解注射(切らない鼻尖縮小術)
  3. 糸を使った「団子鼻」の治療法(切らない鼻尖縮小術)
  4. 糸を使った「ブタ鼻」の治療法(切らない鼻中隔延長術)

それぞれの治療法の内容について、解説していきます。

切らない鼻整形1:ヒアルロン酸注入

切らない鼻整形のなかでも、手軽に受けることができるため、とくに人気のある施術がヒアルロン酸注入です。

ヒアルロン酸注入は、鼻筋を高くする「隆鼻術(りゅうびじゅつ)」として用いられる治療法。また、わし鼻や曲がっている鼻筋の改善を目指すには、鼻筋の形状をととのえる場合にも適用が可能です。

ただしヒアルロン酸注入でととのえることができるのは、鼻のつけ根「鼻根部」から、鼻筋にかけての部位のみです。

鼻先や小鼻の形状を改善したい場合には、ほかの治療法が適しています。

切らない鼻整形2:脂肪溶解注射

鼻先がぽってりと丸く、横方向に広がっている、いわゆる団子鼻の改善を目指すには、脂肪溶解注射が効果的である場合があります。

脂肪溶解注射とは、脂肪細胞を溶解する作用をもつ薬剤を、皮下脂肪に注射器で注入する治療法。脂肪細胞を溶解すると、脂肪細胞の数が減るため、部分やせ効果が期待できます。

鼻尖縮小術は大きくわけて、皮膚の切開を伴う治療法と、脂肪溶解注射のように皮膚の切開を伴わない治療法にわかれます。

団子鼻にはいくつかの原因があり、皮膚の厚みや皮下脂肪の厚み、軟骨の発達などが挙げられます。

これらのうち、皮下脂肪の厚みが原因である場合は、脂肪溶解注射により脂肪細胞を減らすことで、団子鼻の解消が期待できます。

切らない鼻整形3:糸を使った「団子鼻」の治療法

メスを使わない団子鼻の治療法切らない鼻尖縮小術には、糸を使う治療法もあります。

団子鼻の原因のひとつに、鼻先部分の左右にひとつずつある軟骨「鼻翼(びよく)軟骨」どうしが離れていることが挙げられます。

鼻翼軟骨どうしが離れていると、鼻先が横方向に広がるため、団子鼻に。切らない鼻尖縮小術は、このタイプの団子鼻の改善に適しています。

切らない鼻尖縮小術では、鼻の表面の左右の小鼻のあたりから、左右の鼻翼軟骨それぞれに糸を通し、引き締めることで、左右の鼻翼軟骨を中央へ寄せます。

糸の結び目は皮下に埋め込むため、この治療法は「埋没法」と呼ばれることもあります。鼻翼軟骨が中央へ寄ることにより、鼻先の形が細くなる効果が期待できます。

切らない鼻整形4:糸を使った「ブタ鼻」の治療法

鼻先が上を向いていて正面から鼻の穴が見えてしまう「ブタ鼻」の改善にも、切らない治療法があります。ブタ鼻の改善を目指す治療法は、「鼻中隔(びちゅうかく)延長術」と呼ばれます。

「切らない鼻中隔延長術」では、トゲがついた医療用の溶ける糸を、注射器のような形状のインジェクターをもちいて鼻中隔に挿入します。

この糸が鼻中隔の皮膚組織を持ち上げるため、鼻中隔の長さが延長され、鼻先が高くなる効果が期待できるのです

鼻中隔を延長したい程度により、挿入する糸の本数が異なります。挿入された糸は、約半年が経つと、体内で溶けてなくなります。

しかし、体内に糸があるあいだ、糸の周囲ではコラーゲンが活発に生成されます。そのため、糸が溶けたあとも、その部位にはコラーゲンのいわば「トンネル」のようなものが残ります。

そのため、糸がなくなったあとも、鼻中隔の延長効果は多少、残るといわれています。

切らない鼻整形のメリットとは?

切らない鼻整形のそれぞれの治療法には、共通するメリットがあります。

それは、皮膚の切開を伴わないために術後の腫れや内出血が少なく、ダウンタイムが短いこと。

したがって、切開を伴う治療法のように、術後1〜2週間にわたって仕事や学校を休む必要がなく、手軽に治療を受けることができます。

手軽に治療を受けることができる理由には、切開を伴う治療法に比べ、料金が低価格であることも挙げられます。

切らない鼻整形のデメリットとは?

切らない鼻整形にはまた、以下のようなデメリットもあります。

デメリット1:効果の持続が一時的

切らない鼻整形の多くの治療法では、効果が一時的にしか持続しません。

ヒアルロン酸注入による隆鼻術では、効果の持続期間は半年〜1年間であるとされています。

その後2〜3年間かけて、ヒアルロン酸が体内で徐々に吸収されていき、最終的には注入した全量がなくなります。

切らない鼻中隔延長術の効果の持続期間も、基本的には糸が体内で溶けるまでの約半年間であるとされています。

切らない鼻尖縮小術では溶けない糸を使用する場合が多いものの、時間の経過とともに糸がゆるみ、多少のあと戻りが起こることが多いようです。

「切らない鼻整形」の一時的な効果はメリットとなることも

ただし、切らない鼻整形の一時的な効果は「ためしに鼻整形を受けてみたい人」にとってはメリットとなります。

ヒアルロン酸注入や、溶ける糸を使った治療法では、時間が経てばもとの状態にもどることがわかっています。

そのため「半永久的に持続する効果が期待できる整形を受ける前に、整形後の鼻が自分に似合うのかためしてみたい」という人には適した治療法です。

デメリット2:効果が出るまでに時間がかかる

ヒアルロン酸注入や切らない鼻中隔延長術、切らない鼻尖縮小術では、効果の即効性が期待できます。

しかし脂肪溶解注射の場合、効果があらわれるまでには1〜3か月を要します。

これは、脂肪細胞が溶解され、細胞の残骸が尿や汗、便とともに排泄されるプロセスに1〜3か月を必要とするためです。そのため、鼻先が小さくなる効果も、施術を受けた1〜3か月後から徐々にあらわれてきます。

脂肪溶解注射の効果があらわれる早さは、個人の代謝能力などに依存します。

そのため個人差が大きく、治療結果やあらわれる時期を正確に予測するのが困難であることもデメリットであるといえます。

デメリット3:根本的な改善にはならない

切らない鼻整形のすべての治療法に共通するデメリットは、「根本的な改善方法ではない」ということです。

ヒアルロン酸注入や、溶ける糸を使用した施術は、効果が一時的であることは前述した通り。

切らない鼻尖縮小術でも、鼻翼軟骨を中央へ寄せている糸の効果が、一生同じ強度で持続するとは考えられません。

そのため、治療効果は一時的と考えたほうが良いでしょう。早い場合は、施術から3〜6か月でもとの状態に戻ってしまったケースもあるようです。

「ためしに鼻整形を受けたい」場合ではなく、コンプレックスを根本的に解決したい決意が固い場合は、切らない鼻整形は適していないといえます。

切らない鼻整形の注意点とは?

切らない鼻整形の治療法には、デメリットのほかにも、知っておきたい以下のような注意点があります。

注意点1:脂肪溶解注射は複数回の治療が必要

脂肪溶解注射による鼻尖縮小術では、一般に複数回の施術をくり返す必要があります。

除去したい脂肪の量にもよりますが、3回程度施術を受けると、期待していた効果が得られるケースが多いようです。

そのため、治療完成までに予想していたよりも長い時間がかかることも。

また、1回の施術料金は低価格でも、治療全体では結果として費用がかさむ場合もあります。

注意点2:糸を使った治療法は感染症のリスクを伴う

糸を体内に埋め込む治療法は、感染症のリスクを伴います。

治療は十分な消毒したうえで、使われる器具や、体内に挿入する糸は、無菌状態にしてから使用されます。

しかし、空気中や皮膚表面、皮脂腺や汗腺のなかに存在する細菌までを、完全に殺菌することは不可能です。

そのため、切開を伴う手術や、体内に異物を埋め込む施術では、感染症が起こる可能性が否定できません。

注意点3:治療をくり返す場合は費用は高額に

前述したように、切らない鼻整形の効果は一時的なものです。

そのため、同じ治療法で効果を持続させたい場合は、一定の間隔をあけて治療をくり返し受け続ける必要があります。

例えば、ヒアルロン酸注入による隆鼻術の場合、効果を持続させたい場合は、約1年おきに施術をくり返す人が多いようです。

このようなケースでは、1回の治療で半永久的な効果が期待できる「切る鼻整形」のほうが、トータルの費用は少なくて済む場合もあります。

注意点4:すべての鼻整形が「切らずにできる」わけではない

切らない鼻整形が適用可能なケースは、限定されています。つまり、すべての鼻のコンプレックスを「切らない鼻整形」により改善することは、残念ながら不可能なのです。

例えば団子鼻を解消したい場合、脂肪溶解注射は「脂肪の厚み」である場合にのみ、有効な治療法です。

また「切らない鼻尖縮小術」は、団子鼻の原因が「左右の鼻翼軟骨が離れていること」である場合のみに有効。

しかし団子鼻の原因が、鼻翼軟骨が大きく発達しすぎていたり、皮膚の厚みが原因である場合もあります。

これらの場合は、皮膚を切開し、鼻翼軟骨の一部や皮膚組織の切除を行う手術でしか、改善は期待できません。

注意点5:医師によっては「切らない鼻整形」には否定的

切らない鼻整形のいくつかの治療法については、否定的な意見をもつ医師もいます。

「効果が一時的な治療や、感染症などのリスクを伴う治療法を高額で提供することに倫理的に賛成できない」という理由が多いようです。

切らない鼻整形は、1回の施術の料金は「切る鼻整形」に比べると、低価格です。しかし、健康保険が適用されない自由診療であるため、数万円〜十万円以上の費用は必要となります。

また、効果を持続させるために治療をくり返す場合や、複数本の「溶ける糸」を挿入する場合などは、費用がかさむ場合もあります。

治療全体にかかる費用と、得られる効果やリスクを比較し、納得できた場合にのみ治療を受けることが重要です。

切らない鼻整形まとめ

  • 鼻の整形のなかにはメスを使用しない方法がある
  • 鼻を高くする:ヒアルロン酸注入
  • 団子鼻の改善:脂肪溶解注射
  • 団子鼻の改善:糸を通して引き締める
  • ブタ鼻の改善:糸で鼻中隔の長さが延長させる
  • 切らない鼻整形のメリットはダウンタイムが短い料金が低価格
  • 切らない鼻整形は効果が一時的、根本的な改善にはならないといったデメリットもある
  • 切らない鼻整形には注意点もある、医師によっては否定的な意見もある

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  • 福岡西鉄天神大牟田線福岡駅「南口」より徒歩約5分
  • 鼻筋ヒアルロン酸初回 46,000円

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