【医師解説】話題のエイジングケア治療!再生医療「肌細胞注入療法」とは

肌細胞注入療法とは、皮膚の線維芽細胞(肌細胞)を注入し、自分のヒアルロン酸やコラーゲンを作り出すことで、しわやたるみが目立たなくすることができる治療。効果は一度の治療で約3年間続くといわれています。細胞を保管しておけば定期的にメンテナンス注入も可能です。肌細胞注入療法は、肌の内側からの自然なエイジングケアができます。

院長 松田明子

この記事は、院長 松田明子先生が監修しています。

こんにちは!NICOLY編集部、ライターのYです。

仕事帰り電車の窓ガラスにうつった自分の顔にギョッとしたことありませんか?
私もその経験者のひとり。 たるんだ頬、深く刻まれたほうれい線に唖然としました。

「私ももうアラサーだしな、しょうがないかぁ。」

……なんて諦められるわけがない!!

エイジングケア基礎化粧品やサプリメントを買いあさり、使用してみるも特に大きな変化はなし。

「こうなったら、私もとうとうヒアルロン酸注入やボトックス注射に頼るときが来たのか……。」

様々なクリニックで情報を整理するなか気になったのがヒアルロン酸注入ではなく、再生美容医療「肌細胞注入療法」といった細胞再生によるエイジングケア治療。

細胞を再生してエイジングケア……?ヒアルロン酸注入とどう違うの?

ということで!広尾駅から徒歩1分にある医療法人再生未来 サイエンスクリニックに肌細胞注入療法について詳しくお話しを伺いました!

目次


こんにちは。医療法人再生未来 サイエンスクリニック 院長松田 明子です。

院長先生のお写真

本日は、当院で行われている再生医療「肌細胞注入療法」についてお話しさせていただきます。

そもそも「再生医療」とは?

再生医療とは、損傷した臓器や組識に生きた細胞をを移植させ、修復再生し、機能を補完することを目的とした治療です。

美容分野では、皮膚の線維芽細胞(肌細胞)を注入し、自分のヒアルロン酸やコラーゲンを作り出すことで美肌を目指す治療を行っています。

この治療を「肌細胞注入療法」と呼び、しわやたるみなど肌の老化が気になる患者さまにご提案しています。

「肌細胞注入療法」とはどのような治療?

カウンセリング風景の写真

もう少し「肌細胞注入療法」について詳しく説明いたしますね。

皮膚の下の真皮にある肌細胞は、肌の弾力を保つコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどを生成するはたらきがあります。
この重要な役割がある肌細胞は、年齢を重ねるにつれて生成能力は落ちてしまいます。
生成能力が落ちていくと、肌のボリュームはなくなっていき、たるみやしわが目立つようになってしまうのです。
また、年齢を重ねると骨吸収といってどうしても輪郭が痩せていってしまいます。
空気が抜けてしまった風船のように、ボリュームをなくした肌はたるみやしわが目立つようになります。

肌細胞注入療法
出典:医療法人再生未来www.saisei-mirai.or.jp/racs/

このようなお悩みの方におすすめなのが、「肌細胞注入療法」です。
肌細胞注入療法とは肌細胞を活性化させる肌の線維芽細胞を注入する治療。
まず耳の後ろから米粒大ほどの皮膚を採取し、細胞培養センターに送って線維芽細胞を培養します。
そして培養した線維芽細胞をお顔の気になるところに注入します。
すると肌細胞が増えるため、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンなどの生成も増え、肌にハリが生まれしわなどが目立たなくなるという仕組みです。

「肌細胞注入療法」の効果は?

肌細胞注入療法は、ヒアルロン酸注入のように治療直後から効果が実感できるものではありません。
治療の効果を実感しはじめるのは、個人差はありますが注入してから約3〜4か月後からになります。
線維芽細胞が肌細胞に定着し、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌がはじまるまでには1〜2か月はかかってしまうからです。

肌細胞注入療法の効果

こちらは肌細胞注入療法を受けた、64歳の男性のビフォーアフターのお写真です。
ほうれい線が浅くなっているのがよくわかります。

ヒアルロン酸注入と肌細胞注入療法の違い

一般的なエイジングケア治療ではヒアルロン酸注入などの、人工的な充填物を入れることでなくなったボリュームを戻す方法が主流です。
ボリュームが減ったところに補充し、注入してすぐに効果を実感できるため、直後の満足度は高いものになります。

一方、肌細胞注入療法は自分自身の細胞を使用する治療です。
あくまでも、注入した細胞が定着することでヒアルロン酸やコラーゲンを生成し、真皮層のゆるみを再構築して、肌の質を上げることを狙った治療であり、その結果たるみやしわの改善が目指せるものです。
そのため、ヒアルロン酸注入とは異なり「この部分を何ミリ持ち上げたい」といったように微調整を行うことはできません。

また、ヒアルロン酸注入の効果の持続は約半年〜1年で完全に吸収されてしまうのに対し、肌細胞注入療法は自分の肌を再構築するので、一度の治療で約3年間続くといわれています。

それぞれ利点が異なるため、どちらが良いとは一概に言うことは難しいですが、自分の肌細胞を使い、肌の内側からの自然なエイジングケアを望む方には、肌細胞注入療法がおすすめでしょう。

「肌細胞注入療法」のデメリット(副作用やダウンタイム)

肌細胞注入療法の副作用としては、針を使用するため、内出血で赤くなってしまうことがあります。
2日ほど経てばメイクで隠せる程度にはなりますが、翌日に大切な用事がある方には予定を調整していただくよう念の為お願いしています。

デメリット部分としては、効果の立ち上がりがゆるやかなため、すぐに劇的な変化は望めません。

また、肌細胞注入療法は費用が高く、ヒアルロン酸注入などのエイジングケア治療と比べてお気軽に試せる治療ではないこともデメリットのひとつかもしれません。

「肌細胞注入療法」の治療の流れ

治療をすることが決まったら、まずは感染症の検査、培養に使用する血液の採血、局所麻酔をして耳の後ろから米粒大の皮膚を採取します。
感染症の検査の結果、陽性であるからといって治療ができないわけではありません。
培養する場所が、陽性の方とそうでない方とでは異なるため検査が必要となります。

そして、最短で約4週間でお顔に注入できる細胞が完成です。
この頃に再度クリニックに来院いただき、培養した線維芽細胞を気になる部分に注入します。
注入時には痛みを軽減させるために、麻酔クリームを塗り冷やしながら注入。
初めての部位には連続2回以上の注入をおすすめしているため、1か月後に再度注入をします。
これで1クールが終了、その後は、1か月後、3か月後、6か月後に検診を行います。

また、最初に培養した線維芽細胞は、10年間保管が可能です。
保管しておいた線維芽細胞は、1.5年~2年に1回の頻度でメンテナンス注入をされる方が多いです。

メンテナンス注入を続けていくことで、将来、肌が老化することによって起こるような悩みを遅らせ、いつまでも自然な若々しいお肌を保つことが可能です。

もっと知りたい!「肌細胞注入療法」の気になるQ&A

  • Q:肌細胞は自分のものではないと駄目?

線維芽細胞は他人のものでは注入できません。
ご自身の細胞だからこそ皮膚に定着することができます。

  • Q:効果には個人差がある?

はい、効果には個人差があります。
人によって細胞も異なるため、持って生まれた肌の強さにより効果は異なります。
また、若いときの細胞だから効果が高いというわけでもありません。

  • Q:過去にヒアルロン酸注入をしていたけど肌細胞注入療法はできる?

はい、過去にヒアルロン酸注入をしていた方でも肌細胞注入療法は可能です。
しかし、治療部位にヒアルロン酸が肌に残っている場合は注入できない可能性もあります。
ヒアルロン酸が体内に吸収されてから治療を行うか、注入部位を約1㎝ほどさけて行います。

  • Q:ヒアルロン酸注入などのエイジングケア治療と比べて費用が高いのはどうして?

ヒアルロン酸注入などと比べると、肌細胞注入療法は費用はとても高額になります。
しかし実は、抽出、培養する技術やラボの管理などの関係から今の料金がギリギリなのです。
しかし、肌細胞注入療法は自信を持っておすすめできる治療のひとつです。
10年間細胞を保管してメンテナンス注入を行えるため、長い目でみると決して高すぎない治療と私は思います。

医師がおすすめするクリニックの選び方

美容整形は一度すると「もっと!もっと!」とさらに治療がしたくなり、客観的に自分が見られなくなってしまう方が稀にいます。
営利目的のクリニックでは患者さまの望むまま治療を行い、結果的に不自然な見た目になってしまう場合も少なくありません。
そのため、どのような治療であっても良い点ばかりではなく、デメリット部分も説明してくれて、過剰な治療を望む患者さまにはセーブをかけてくれるような医師がいるクリニックを選んでいただきたいと思います。

また、「カウンセリングの雰囲気は良くなかったけど安いし……」といった理由でクリニックを選ぶことはおすすめできません。
万が一、納得いかない治療になってしまったときに相談することもできないと思います。

どこのクリニックでも同じですが、カウンセリングをしたからといって治療をしないといけない訳ではありません。
たくさんのクリニックでカウンセリングを受けてみて、医師とフィーリングが合うかどうかも選択基準のひとつとして考えると良いと思います。

サイエンスクリニックで行われているカウンセリングの工夫

サイエンスクリニックでは、スタッフの間でカウンセリングを実際に体験する院内シミュレーションを行っています。
患者さまの立場にたってみることで、言葉の選び方や表情などを見直しています。
治療に興味を持って足を運んでくれた患者さまに、数十分のカウンセリングで信頼関係を結べることを目標としています。
1回限りで終わる治療もありますが、肌細胞注入療法などはメンテナンス注入を含め何年ものお付き合いになります。
サイエンスクリニックは、患者さまが安心して長く通えるようなクリニックを目指しています。

再生医療によるエイジングケア治療をご検討の方へ松田明子院長よりメッセージ

カウンセリング風景の写真

老いというのは必ず誰にでも訪れます。
私は、老いに無理に逆らうのではなく、ある程度受け入れながらストレスなく、きれいに年を重ねることが理想だと考えています。

肌細胞注入療法は、肌の内側から若々しくすることができ、自然な仕上がりです。
実際に治療を受けた患者さま皆さまに喜んでいただけています。
最初は費用が高すぎると思っていた患者さまでも、最終的には治療を行って良かったとお話されます。
私自身、この治療を行い効果の素晴らしさには身を以て実感しました。
肌細胞注入療法は自信をもっておすすめできるエイジングケア治療です。

決して気軽に挑戦できるような治療ではないかもしれませんが、少しでも興味がある方は一度カウンセリングにいらしてください。

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<編集後記>「無理なく治療を続けてもらうために……」院長の姿勢に感動

今回取材したサイエンスクリニックさまでは、肌細胞注入療法のほかに様々なエイジングケア治療を行っています。
とくに気になったのはほとんどのメニューが、ほかのクリニックに比べて価格が良心的!!(肌細胞注入療法は高いですが……)
他のクリニックでは通常10,000円はする高濃度ビタミンC点滴も6,690円〜と驚きの価格。
思い切ってどうしてこんなに安いのか聞いてみたところ、実は前まではまわりのクリニックの相場に合わせてもう少し高い費用に設定していたそうです。
例えば高濃度ビタミンC点滴でいえば、本来は週に1回ほどの頻度で通うことが理想的。
しかし、「月に何度も通うには高額すぎる……」 「治療を受けていただくからには効果を感じていただきたい」そう考えた松田明子院長が理事長へ掛け合い、去年より通いやすい金額設定になることができたそうです。
常に患者さまの立場にたって考えてくれる松田明子院長の姿勢に感動した1日でした:)

:)この記事の解説医師

院長先生のお写真
出典:サイエンスクリニックwww.scienceclinic.jp/doctor

サイエンスクリニック院長 松田 明子

専門は美容皮膚科、腎臓内科、内科、泌尿器科。
東京女子医科大学卒業。
東京女子医大病院での勤務を経て、2017年よりサイエンスクリニック院長就任。

サイエンスクリニックの再生医療「肌細胞注入療法」の費用

肌細胞注入療法 価格
血液検査 16,200円
皮膚採取(初期細胞培養料) 378,000円
肌細胞 1cc=108,000円、2cc=194,400円、3cc= 270,000円
細胞保管料 5年間324,000円、10年間540,000円

※治療を行った場合は初診料5,400円が無料になります。 ※価格は2018年10月時点のものです。予期なく変更する場合がございます。
※くわしい価格はこちらからご確認いただけます。

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