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2016年08月09日 更新 | 8,680 views

不妊が原因で離婚!?体験者が語る夫婦間の3つのすれ違い

不妊治療を受ける夫婦の中には、金銭面や将来への考え方、パートナーへの罪悪感などからすれ違いが生まれ、離婚に至ってしまうケースが少なくないようです。夫婦間のすれ違いを生じないようにするためには、コミュニケーションを絶やさず、問題が起きたらひとつひとつ話し合って解決し、お互いの苦しみを分かち合い、支え合うことが大切です。

頭痛を感じて頭をおさえている女性

不妊治療を行う病院の数も体外受精を受ける人の数も世界トップクラスの日本は、いまや「不妊大国」と呼ばれているとか。

現在、日本では約6組に1組のカップルが、妊娠を望んで性行為しているにも関わらず2年以上妊娠しない状態、「不妊症」で悩んでいるといわれています。

時間もお金も心身への負担も少なくない不妊治療……多くの人にとって、妊娠にいたるまでの道のりは決して平坦なものではなく、その苦しみが時としてパートナーとの不和の元になってしまうことも。

「不妊治療が私たちにすれ違いを生んでしまった」というカップルの声も少なくなく、なかには離婚に至ってしまうケースも。

不妊治療が夫婦の離婚率を上昇させるという報告もあり、長く険しい治療生活が夫婦関係にあたえる負荷の大きさは深刻な問題です。

今回は、不妊症のためにじっさいに不妊治療を経験した中で夫との間にさまざまなすれ違いを生じ、悩んだことのある私の体験談をお話します。

この記事に書いてあること

  • 不妊治療により生じる夫婦間の3つのすれ違い
  • 不妊治療による夫婦間のすれ違いを避けるために大切なこと

金銭面でのすれ違い

不妊治療には保険適用外の処置や検査などもあり、大なり小なりお金がかかります。

1回の通院に数千円、人工授精は1回12,000円前後、体外受精になると1回400,000円前後など……さらに、不妊治療が長引けば、そんな出費がかさむ生活が何年も続くことが多いのですから、当然生活への影響は少なくありません。

不妊治療を続けることで金額がかさみ、治療以前は趣味や娯楽などに使っていたお金を節約するなど工夫をしているご夫婦が殆どです。

しかも不妊治療というのは毎月妊娠の有無の結果が出るので、「今月も駄目だった」と月ごとに精神面へのダメージが大きくなる上、その月の治療に使ったお金が丸ごと無駄だったように感じてしまいます(本当はそうではないのですが)。

また家庭の生活費をやりくりしている方(女性が多いようですが)にとっては、不妊治療で生活費が圧迫されている中、パートナーが娯楽などで大きな出費をしていると不信感に繋がることが多くあるようです。

不妊治療は生活の根幹である金銭面に大きく影響があります。夫婦で今の生活状況を話し合い、より妊娠確率の高い専門的な治療へのステップアップ(=金額のステップアップ)を希望するかどうかなど、細かく話し合うことが必要です。

自分が悩んでいることがあったら、パートナーに話し理解してもらう習慣を作りましょう。

将来観のすれ違い

結婚する前などに将来子供が欲しいかどうか、何人欲しいか、など楽しく話すカップルは多いと思います。

しかし、結婚して何年経っても子供が授からないと、「不妊症かもしれない」と考えが過ぎり、結婚前に思い描いていた自分なりの家族の将来のヴィジョンがガラガラと崩れ落ちていきます。

その時に、「不妊治療をしてでも子供が欲しい」と強く願うのか、それとも「金銭的にも時間的にもかかる治療をするより、二人でゆっくり暮らしていきたい」と考えるのか……それは人によってさまざまです。

結婚前に子供が欲しいと話をしていたとしても、時間と共に人の考え方は変わりますし、「できたらできたで嬉しいが、できなかったらそれはそれで別に構わない」という考えの人も少なくありません。パートナーに自分の考え方を押し付けず、本音で話しあって自分たちの将来を決めるようにして下さい。

私と主人は結婚前から「子供はいらないかな」と話してきました。若かったので、まだまだ二人の時間を楽しみたいし、二人とも子供好きとは言えなかった為、親になることが考えられなかったんです。

しかし、結婚してから7年の月日が経ち、周りの友人がみんな親になって楽しそうに子育てを頑張っているのを見ると、少しずつ自分たちも親になりたいという感情が芽生えだしました。

自分たちの両親が孫を切望していることもあり、意を決して不妊病院に行ってみたのですが、金額が予想以上にかかること、仕事への影響があることなどで主人とたくさん話し合いました。

時には声を荒げることもありました。けれど、そうやって二人の考えをすり合わせることによって不妊治療を乗り越えられたのだと思います。

罪悪感からのすれ違い

不妊治療を始め色々な検査をしていると、少しずつ自分たちの不妊症の原因がわかってくることがあります。それは男性側にあったり女性側にあったり、可能性は半々です。

しかし、不妊症の原因が自分にあった場合、多くの人はパートナーに対して非常に申し訳ない気持ちになります。自分のせいで子供がなかなか出来ない上、毎月の治療に金額もかかり相手にも無理や我慢をさせていることがわかるからです。

また、自分が原因で不妊症を生じていることをパートナーの親に責められることもあります。言葉にされなくても態度に出ていたり、本当はそうでもないのにそう感じてしまったり、不妊症の原因が見つかった方のストレスは予想以上です。

「自分のせいで相手や家族に苦労させてしまうなら、離婚したほうがいい」という考えに至る方も少なくないようです。

子どもを授かりたい、という意思を夫婦二人でしっかり確認し合い、いかなる問題も二人の問題として受け止め支えあうことが大事です。

両親や周りへの治療の報告も、二人で話し合ってから行ったほうが良いでしょう。

不妊治療はあくまでも夫婦の「共同作業」

夫婦にとって不妊症というのは大きな事件です。治療するのかしないのか、金額はいくらまでかけるのか、仕事(女性の場合は特に)はどうするのかなど、今までの生活がガラリと変わるきっかけとなります。

話し合うこともたくさん出てきますし、その中で自分とパートナーとの意見の違いも出てきます。それを一つ一つ解消していくことで、夫婦に絆も深まりますし、授かった時の喜びも一塩です。

私も薬の副作用や治療の辛さ(毎月の落胆に耐えられず)で何度も不妊治療をやめようと考えましたが、主人の支えで何とか続けることが出来ました。

授かった時には普通のご夫婦が授かった時よりも、きっと数倍喜んだと思います。また、たとえ授かることが叶わなかったとしても、不妊治療を一緒に悩んだ主人となら二人で楽しく人生を歩んでいけると確信しました。

どうぞ皆さんも、たくさん悩み辛い思いをするでしょうが、パートナーとコミュニケーションを絶やさず頑張ってください。そうすれば二人にとって納得のできるゴールが見えてくると思います。

written by YAYO1620

まとめ:不妊治療が招く夫婦間の3つのすれ違い

不妊治療により生じる夫婦間の3つのすれ違い

  • 成功する保証のない不妊治療への毎月の莫大な出費、治療費の捻出のための節約生活のストレスなどが生む「金銭的なすれ違い」
  • 子どもをもつことに対する考えは人それぞれ。パートナーと本音で話し合い、一家の将来像のイメージをすり合わせておかないと「将来観のすれ違い」を生じることに
  • 夫婦のどちらか一方に不妊症の原因があった場合、その人は激しいストレスや罪悪感に苛まれることに。「罪悪感からのすれ違い」から離婚を考えることも。

不妊治療による夫婦間のすれ違いを避けるために大切なこと

  • パートナーとのコミュニケーションを絶やさない
  • 問題は夫婦でひとつひとつ話し合い、解決していく
  • お互いの辛さを受け止め、支え合う

※ 記事の内容は、医学的な正確性、効能、効果を保証するものでなく、かつ、記事の利用においてはしかるべき資格を有する医師や薬剤師等に個別に相談するなど読者の責任において行ってください。

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