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2016年10月31日 更新 | 5,042 views

プロテーゼの鼻整形、トラブルを回避するにはどうしたらいい?

山本クリニック 院長 山本豊

この記事は、山本クリニック 院長 山本豊が監修しています。

プロテーゼとは、もともと身体の欠損部分を補う医療器具全般のことをさしていました。でも、鼻の美容整形、隆鼻術に使われるものを指すようになってきたとか。このプロテーゼは鼻の高さを調節する方法として一般的ですが、失敗例がクローズアップされることもしばしば。プロテーゼは安心して受けられる施術方法なんでしょうか。

鼻を高くする「隆鼻術」整形のひとつ、「プロテーゼ」を鼻筋に入れて高さを出す背術法。

オーダーメイドのプロテーゼもあり、フィット感や信頼性が高まっているそう。

とはいえ実は、鼻の整形全体のなかでもプロテーゼによる失敗例がよく見られます。

その信頼性については医師の間でも賛否両論あるよう。

実際のところ「プロテーゼ」による鼻整形の現場ではどんな声が聞かれるんでしょうか。

プロテーゼ隆鼻術で起こりやすいトラブル

下着姿でベットに寄りかかり手を見つめている女性

プロテーゼによる隆鼻術整形で実際にあったトラブルには、たとえば以下のとうなものがあります。

  • 笑っても鼻先だけ動かない
  • 鼻に異物感がある
  • あくびをすると、プロテーゼがグラグラする
  • プロテーゼの周囲に痛みがある
  • プロテーゼの輪郭が見えてくる
  • 鼻の皮膚が変色したり、薄くなって見えたりする

このように、本人だけにしか分からないケースから見た目に表れてしまうケースまで、さまざまな失敗が見られます。

このようなトラブルはプロテーゼの挿入場所を間違えた場合や、プロテーゼの形や大きさが合わなかった場合に起こりうるもの。

程度にもよりますが、もしグラつきや痛みが増すようであれば、ひとまず他のクリニックの医師に相談した方がよさそうです。

プロテーゼ施術における重度のトラブル

高いところから景色をぼーっと眺めているワンピースの女性

プロテーゼの整形の失敗のなかには、まれに重度のトラブルが起こることがあります。

程度が重いものだと、「もともとの骨が陥没してしまった」「鼻からプロテーゼが飛び出てしまった」「鼻の組織が壊死してしまった」といった衝撃的な声も……。

これは、大きすぎるプロテーゼを入れてしまったり、術後に感染を引き起こして皮膚が弱ってしまったりすることで発生してしまうとか。

これではプロテーゼなんて絶対に無理……と思ってしまいがちですが、実はこういったトラブルも、きちんとプロテーゼについて知っておくことで事前に防ぐことができるんです。

プロテーゼ隆鼻術ってどんな整形なの?

敬礼のポーズを取り正面をぼんやりと見ている女性

そもそも、プロテーゼによる鼻整形は、具体的にどんな施術を行っているんでしょうか。

プロテーゼとは?

プロテーゼとは主に鼻を高くするときに使う人工軟骨のこと

素材は身体に害の無いシリコンなどで、その形にはI型とL型の2種類があります。

I型は鼻筋の上にフィットさせるタイプで、L型は鼻筋から鼻柱(鼻の穴に挟まれた部分)までをカバーするタイプ。患者の鼻の形や目指す鼻の形によって使い分けます。

プロテーゼは鼻のどこに入れるのか

プロテーゼは鼻骨や軟骨組織とそれを覆う骨膜(こつまく)の間に固定するもの。正しい場所に挿入されていれば、ズレたり外から見えるといったことはまず考えにくいんだそう。

さらに最近は、皮膚への負担が大き過ぎるL型プロテーゼを避けて、I型プロテーゼを中心に使う病院や、オーダーメイドのプロテーゼを使う病院が増えているとか。そのため以前よりもプロテーゼのフィット感ははるかにアップしているんです。

失敗が起こる理由は?

カモミールと石鹸

現在の技術を使って正しく施術をすれば、プロテーゼによる失敗の可能性はかなり低いはず。

とはいえ整形にはある程度失敗はつきもの。

失敗の原因には、医師のスキル不足患者の知識不足、医師と患者の理想の鼻のイメージの共有ができていなかったこと、などが考えられそうです。

また、限度を超えた無理な施術も失敗の危険性を高めます。

担当医師のアドバイスを聞かずに、自分の理想だけで「とにかく高くしてください!」というのは、決していい結果を生みません。

海外での整形のデメリット

ちなみに、極端な失敗が見られるのは、海外で施術を行った場合に多いよう。

たしかに海外での整形費用の安さは魅力的。なかには旅行先で整形することを決断してしまった……という人も。

でもプロテーゼ施術に大事なのは、自分の希望をきちんと伝えること。

海外ではまともに医学用語が通じないことがほとんどだそう。

カウンセリングでこちらの希望が伝わる保証はあるとは言い切れません。こういったことから、言語の違いは大きな壁になりそう。

海外での整形を考えるときは、きちんと計画を立ててから望んだほうがいいかもしれません。

失敗とはたいていは、なるべくして起こるもの。きちんとしたプランを立て、信頼できる医師の手で施術を受ければ、失敗はほとんど起こらないはず。

それでも失敗してしまったら……

風船を両手で持って顔を隠している少女

運悪くプロテーゼ隆鼻術の整形で失敗してしまったときは、単純にプロテーゼを除去してもとのようにくっつければいいのでは、と思ってしまいがちですが、実はそう簡単な話ではなさそう……。

プロテーゼを除く場合、プロテーゼを上手に抜かないと鼻が変形してしまうことも。

修正はもう一度プロテーゼを入れ直すか、他の方法が良いのかをじっくりと担当医と話し合うことが大事です。

再手術で使うのはプロテーゼか「自己組織」がおすすめ

プロテーゼを使わない場合は、自分の体の一部を使った「自己組織移植術」が選択されます。

これは、プロテーゼではなく、自分の身体の組織を移植する方法。

使うのは耳の上、こめかみの後ろの部分にある「側頭筋膜」という組織や、耳たぶの後ろの部分にある「耳介(じかい)軟骨」が一般的です。

担当医によっては、鼻中隔軟骨を使うことも。

こうした組織を組み合わせて、プロテーゼがカバーしていた部分と同じ形を、鼻筋と鼻先を作り出す整形をするんだとか。

どちらも徐々に自分の身体に定着するので、将来的にも非常に自然で安心な方法と言えそうです。

プロテーゼ隆鼻術は歴史の長い整形方法

女性が草原に座りノートにメモを書いている様子

実は今の日本では、L型プロテーゼはあまり使われていません。I型プロテーゼも既製品ではなく、鼻の形に合わせたものを使うようになっています。

プロテーゼの失敗例は、どうしても話題が先行しているイメージがありますが、きちんとした病院で、確かな技術を持った医師にお願いすれば、きっと満足できる仕上がりになるはず。

プロテーゼは鼻を高くする施術では最もポピュラーな方法でもあるし、施術事例が多くて歴史も長い美容整形のひとつなんです。

鼻プロテーゼの費用目安

キャラクターの画像
クリニック 費用(目安)
品川美容外科 121,480円
湘南美容外科クリニック 154,500円
城本クリニック 250,000円
東京美容外科 250,000円
聖心美容クリニック 280,000円

※費用は税抜表示です。

※掲載している情報は2016年10月12日時点で公式サイトに記載されていた情報であり、またクリニックによって施術条件や価格条件が異なるため各情報を保証する内容ではありません。正確な情報はクリニックの公式サイトを訪れていただくか、クリニックに直接お問い合わせ下さい。

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小鼻縮小とプロテーゼで美鼻を手にいれた!【山本クリニック】

「もっと鼻が高かったら……」そう願う日本人女性は多いはず。NICOLY読者のひとり・Kさんも、そんな鼻にコンプレックスを抱く女性でした。今回はKさんが理想の細くて高い鼻を手にいれるために、小鼻縮小とプロテーゼのダブル施術に挑戦。山本クリニックの院長、山本先生に全面協力して頂き、理想の鼻を手にいれるまでの過程を追いました。

出典:小鼻縮小とプロテーゼで美鼻を手にいれた!【山本クリニック】

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